無用の建造物、浪費する経済

地震で倒壊する建造物は、壊す手間、解体作業の手間を省き瓦礫を取り除けば、立派な大地がよみがえり、人々は新たに生活基盤を築き上げ、村や町と言った集落で生活を営み文化を築く・・・
　無用の建造物、瓦礫の山は簡単に運び出され、簡単に処分される。
無用の建造物の例外は、原子力発電所、今の時代の戦争は、一日で終結、国家は一日で滅びさるのに、事故から１０００日以上経過しているにもかかわらず、あらゆる問題を引き起こしながら、未だに収束の目途は立っていないのである。　浪費大国の象徴が原子力発電所なのである。
ずさんな体制、ずさんな運用の結末は悲惨、核実験を行い避難される事よりも、遥かに深い傷痕をのこした。　悲劇な国、原子炉の解体よりも早く、国が破綻するのは明らかである。　世界が注目しているかは別として、”日本の経済は崩壊するであろう”と世界の人々は傍観、視察旅行で来日する訳である（東方見聞？）。　無用の建造物である原子力発電所の国費を浪費する運用は、浪費大国日本の経済活動、経済成長の浪費他ならない。　安全ではない物を安全であるかのように装い、欺く事は、誰もが皆、行っている行為、嘘偽りの世界に生きる我々は、戦争犯罪者である事を自覚して、行いは改め日々を生きる。
　原子力事故は国際犯罪、テロ行為！ 無差別殺人、化学兵器の”サリンガス”と同じで、日本は”核に依存してはならない”放射線そのもを撤廃せよ、その手始めは、”非核三原則”の拡散である。
無用の建造物、原子力発電所は”国費を浪費する経済活動”にほかならない。